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BST長沢グラウンド

企画・デザイン 施工 メンテナンス
人工芝グラウンド
神奈川県川崎市
2019年3月 施工完了
Client:The British School in Tokyo

生徒の士気を高めるプレイングフィールド
サッカー・ラグビー・グラウンドホッケー等、多目的に対応

東京都渋谷区にある「The British School in Tokyo」の校外グラウンドの設計施工コンペにて選考いただき、発注いただいたプロジェクト。サッカー・ラグビー・グラウンドホッケー・クリケットなどのほか、体育の授業など、多目的に使えるように設計。夜間使用を踏まえたナイター設備や来場者用駐車場なども、提案・施工させていただいた。また、川崎市上下水道局に隣接していることもあり、排水設備等には十分に配慮した。

人工芝は雨天などの湿潤時にも高い性能を維持する、耐久性の高いものを採用。
表面温度の上昇を抑え、足首や膝などへの負担を軽減する快適なフィールド環境を実現。
夜間でも利用できるよう、照度分布検証に基づいたナイター設備を提案・施工
当初、植樹エリアとして提案していたスペースは、ウォームアップスペースにプラン変更
  • 企画・デザイン
    上下水道局隣接のため雨水排水処理にも注力
    2018年4月に提案の機会をいただき、企画・デザイン室が主体となってプランを提案。 1.経済的な設計・施工計画、2.生徒の活気を高めるグラウンドづくり、3.安心・快適な設備の3点を中心にプレゼンテーションさせていただいた。また、川崎市上下水道局に隣接していることもあり、汚水の流出等のないよう、雨水排水処理をグラウンド外周側溝に集め、最終人孔に流してポンプアップで浄水場内に排出するような設計・工事を行った。
  • 施工・工事
    再生砕石の処分費に配慮した施工工事
    当初、借地面積と現地面積が異なっていたため、境界ラインを確定したのち、2018年12月より本格的に工事がスタート。引き渡し時には、浄水場解体時に出たコンクリート殻を砕いた「再生砕石」が敷地一面に敷きならされていたため、処分費のかならないよう砕石を流用しながら水勾配を設定。開発行為にかからない仕上げ高さの設定など、細かな調整を行なった。